新型コロナ、感染者が増えてきましたね。
ワクチンも開発が進んできましたが、予防効果の期間や安全性にまだまだ疑問があるのかもしれません。
人間の叡智、人類の善の力を協力して、なんとか安全に生活ができる日が1日も早く訪れてほしいものです〜!
今は、気を引き締めて、個人で感染予防を積み重ねるしか方法はなさそうです。
さて、今年も行ってきました。
そう、小学校!
立場上、いろんな苦情が寄せられると困るので、、、
残念ながら、
真面目な話です。
今回はおふざけは無しですよ!
今年は新型コロナの影響で、この事業も中止にするかどうか、いろんな意見がありましたが、、、まあ、学校訪問はどうにか無事に行うことができました。
さて、今年の私が受け持つ小学校は、全部で2校。
一つは、ここ毎年担当している、美馬市の三島小学校さん。
もう一つは、初めてになりますが、阿南市の富岡小学校さん。
この事業は・・・公益社団法人徳島県獣医師会が、徳島県教育委員会、学校関係者、動物愛護センター、その他多く方々に協力をしていただきながら、波動エネルギー(注1)を原動力に推進しています!
その実態は・・・!
受け持った、小学校で飼育されている動物の治療や、飼育相談。そして、動物を通じて『命の大切さ』を少しでも子供達に考えてもらうために、
子供達に命の授業という名の小っ恥ずかしい名称の説教をしに行くのが主な任務だ!←怒られるー
学校で動物を飼育すること自体が、昔に比べて少なくなりつつあり、
動物の飼育にかかる費用や、先生たちの負担、そもそも、学校で動物を飼育すること自体に反対の意見もあると思います。 それ、わかります!
が、
せっかくの動物の命を無駄にしないために、私たち獣医師が何かしらの助力ができればとの思いで参加しています。あとは、その動物を使って、子供達に何を感じてもらうのかは、やる気のある担当の学校の先生にかかっています!
これ、本当に大事で、学校の動物の飼育が適正でない場合、子供にとって動物って『汚い」、『臭い』、『かわいそう』がイメージとして残り(それも、大事なことだが)、動物そのものが負のイメージになってしまいます。
今年最初の訪問は、三島小学校さん 。
自然が豊かで、とても景色がいいですね。
こちらは毎年、愛護センターさんのおねいさんにお手伝いしてもらい、愛護センターで保護された後、立派にセラピー犬やセラピーネコ?セラピーキャットだろ!
に成長した犬猫と、そしてその候補生(仔犬)にふれあっていただきました。
低学年の生徒さんが多いので、私のお説教は、手短に済ませたつもりです〜!
ワイワイと、仔犬やネコと戯れて、子供たちも、仔犬も楽しそうです。
ただし・・・
この仔犬や猫ちゃんたちも愛護センターに引き取られた!
という残酷な事実があるのです!
このような不幸な犬猫を作らないように、この子たちにも諭してはいるのですが、まだちょっと難しい年齢かな?
今だけは、コロナを忘れて、楽しいひとときを、、、。
!
ん、カワイイ、
↑ おい、ポン太、何してる!仕事してこい!(心の声)
↓おやっ?キミの名前はペロに決定!
たまたま、ひとりで寂しそうだったので、
ちょっとご挨拶ー!
よしよし、ペロ〜。
君の生い立ちは知らないが、大人しくていい子だね〜。
さぞ、大事にされているのだろうね〜⁇
また、来年も会えたらイイね〜!!
さて、もう一校は、阿南市の富岡小学校さん!
↑ウサギが多数飼育されています。
綺麗に掃除されています。
もともとは、鳥小屋だった場所にウサギが多数!
いろいろ、改修しているそうで、先生方も大変ですね。
冬は、巣箱か、風をよける場所が必要ですね。
今回は、五年生とやや高学年が対象なので、せっかく学校にウサギがいるので、もっとウサギに興味を持ってもらえたらと、作戦を練ってみました。
あーっ、当院では現在はウサギの診察をしておりませんが、昔はウサギを診てました。そして、私はウサギも大好きですし、ウサギも飼ってました。
しかし、当時のスタッフが、ウサギのアレルギーがひどくなって診察をしなくなってしまいました。マジで呼吸困難に!
なので、本当はウサギも好きなのですよ〜!
ちなみに、私の家には物心がつく頃には、この絵本がありました。↓↓↓
『しろいうさぎとくろいうさぎ』
よく、姉貴に読んでもらった記憶があります。
知っている人がいるのでしょうか?
先日、小学校で生徒さんにこの絵本を読んだことがあるか質問したら、
数名が手を上げてくれて、とても嬉しくなりました。
何ともフワフワしたウサギの絵が絶妙な絵本です。
私の人格形成はマンガで構築されていますが、物心がつく頃に見て育った、こういう絵本も何かしら影響していると思われます!
ステキな絵本なので、お母様も!ぜひお子様に進めてあげてみて下さ〜い!笑
さて、
初の試みですが、プロジェクターを使って、簡単なうさぎの講義です。
そして、子供達からの質問や、疑問に答えたりすることで、ほんの少しでも、ウサギや動物、命について考えるキッカケになるとイイな〜と思ってます。
まあ、この子たちが大人になった時に、何となく私の事を覚えていてくれる子がいると嬉しいです。
もしかして・・・
この子達の中に、優秀な科学者や、ノーベル賞受賞者、指導者が生まれて、この世の貧困、戦争、ウイルスへの脅威など、全ての諸問題を解決するような人物が育つかもしれません!!!
その人物がインタビューで、『あー、私がそもそも、このような研究に興味が湧いたのは、小学校で飼われていたウサギが原因です!そして、ヒゲの獣医さんが学校にやってきてステキなお話を、、、』なんてことになるといいなぁ・・・と秘かに思っていますフフッ。妄想DEATH!
時間が許すなら、何時間でも話ができますが、あまり上手には説明ができてなかったかも知れません。みなさん、静かに聞いてくださってどうもありがとうございました。
来年もまた行けたら良いなと思います。
それでは、最後になります!
皆さんも、風邪やコロナに気をつけてお過ごしください!
そして、運悪くコロナになった人をいじめないでくださいね〜。終
おまけ
(注1)波動エンジンは、宇宙エネルギーを超光速のタキオン粒子へ圧縮変換して動力とするために通常空間における事実上の無限動力機関であり、同粒子が反動推進剤をも兼ねるために航続距離も無限大である。 その能力は光速を超えさせることすら可能であり、地球の科学技術力では机上の理論止まりであったワープ航行の実現に大きく貢献した。ウイキペディアより
そして私が言う、波動エネルギーとは、上記の宇宙戦艦ヤマトとは何の関係もなく、宗教がかった、宇宙のエネルギーでもありません。どうしても断ることのできない、色々なしがらみがある中で、誰かがやらなければならない仕事を、ボロボロの体を無理やり引きずってお世話になった人たちに応えるための心のパウワーのこと。聖闘士星矢に例えるなら、、、小宇宙(コスモ)笑!