さて、もう10月です。消費税が10パーに上がりましたね!申し訳ありませんが、当院も10%の消費税がかかります。この血税がキチンと必要なことに使われることを望みます。
そして、
さらにお詫びいたしますが、キャッシュレス決済や、電子マネー などは未だ導入出来ておりません! _(┐「ε:)_ズコー
当院は現金でのお支払いです!キッパリ!
明らかに時代に乗り遅れているのかもしれませんが、必ずしも新しい制度や製品が優れているわけではなく、時には重大な欠陥が含まれている事もあるので、ちょっと様子をみてからでも悪くないと思って生きています。言い訳です
本題に入りますね!
9月23日の秋分の日は『愛護のつどい』で神山町の動物愛護動物愛護管理センターにお手伝いに参りました。ほぼ毎年、春と秋に様々な催し物があり、動物愛護の精神を広めようという意味で行われていると思って参加しているのだけれど、それでいいのですよね?←また怒られる。
私は20年近く参加してますが、毎年たくさんの来場者さんが訪れます。
主催側も、みなさん休みを返上でボランティアで参加しております。
えら〜い人では、国会議員の福山 守 先生や、県議会議員の庄野昌彦 先生もよくお祝いに来てくださいます。
いろんなボランティア団体、個人、企業、専門学校とその生徒さん、また我らが徳島県獣医師会からも、大先輩や若い先生方もボランティアで血液検査やマイクロチップの装着を手伝ってくださいました。
そう、この活動は皆さんの善意で成り立っています。
こんな活動に大して意味ねーよ!!とお思いの方もおられるでしょう!
動物愛護管理センターに良いイメージを持ってない方!そうそこのあなた!文句ばかり言わずに、ぜひ無償でセンター手伝ってください!「可愛そう」ばかりで大して行動をしない人が、文句を言うなっちゅ〜んじゃ〜!潤沢な資金があればもっとサービスの向上はできるのかもですが、できないものはできません!助けられる命にも限界があるのです。
なので、
そうゆう不幸な子を一頭でも増やさないための根本的な啓蒙活動がコレじゃ〜ゴッルルアァ!
世の中が綺麗ごとだけでないのはよ〜く判っております!汚いです!
しかし、人間の善意や良心もまた大切なものなのです。
私は悪徳獣医師なので、こんな時だけ罪滅ぼしのつもりでの参加です。
でも、ほんのチョットだけ「社会と動物との関係」に何かしらの良い効果があるはず!と信じてやってます!
当日の私のミッションは、マイクロチップを装着するワンちゃん、猫ちゃんを動かないように保定すること(ただ無理やり押さえつける訳ではありません、上手にあやす技術があるのですヨ!フフフ)と、ペットの健康相談をすることでした。
↓手前のおっさんが私です!
午前中に無事に病院での診察を終え、午後からの愛護のつどいの開催になんとか間に合いました。マイクロチップの装着が法律化されたこともあり、皆さんの関心も高いのか、マイクロチップ装着をされる方がたくさんおられました。(このマイクロチップも否定的な意見もありますが、そのうちブログで紹介しますね!)
動物病院での診察台とは違い、ツルツル滑る事務用の机では、ワンちゃんの足が滑って、動物も私も非常に不安定です。次回から診察台の上に置く『マット』を持参するようにしたいと思いました。
さて、ここ数年は私がお手伝いしているブースは、屋外から室内に変更になりました。そして、常に忙しいので、他のブースをあまり見て回ることができません。ただし、私の後方に何やら、例年にはないコーナーがチラリと目に留まりました。
「おや?ここには何があるのかな?」
「いつもは、こんなコーナ一ないぞ???」
「ヤバイ、ヤバイよ、ネコだよっ、それも子ネコがいっぱい〜!」
「どれ、チョット時間が空いたので、見学させてもらうかな・・・」
「譲渡予定の子猫ちゃんかな?」
「どういう経路で、ここに連れてこられるのかな?」
「どの子も全員、可愛がってくれる人が見つかったら良いのにな。」
「ん?」
「ズキュン!」 ズキュンってなんやねん
「あれ、あれれ? なんてカワイイんだー!」
昔から、爆発的衝動を抑えきれないことが時々あります。
その後、
メールにて嫁と子供たちを何度も何度も説得し、
愛護センター職員の方にも無理をお願いして、
当日参加の獣医の先生方にも血液検査をしていただき、
愛護センターのケージをお借りして、、、
気がついたら、連れて帰ってしまいました。
私が大富豪なら、全部の子猫を引き取ってあげたかったデス!
ああ、やってもーた。
いつも、飼い主様には、
「猫は二匹目を飼うには、いくつか重要な問題がある」
「決して、安易に飼い始めないように!!」
なーんて、偉そうに言ってるのに、、、
そして、
自分の年齢、仕事量、健康状態、収入、子供達の成長、いろいろ考えて、
新たに若い動物を飼うのはやめとこうと考えていたのに、、、。
もし、この子が20年生きたとして、自分が生きている自信がありません。なので、後は我が子にお願いするしかないかもね!しかし、こうなった以上、なんとしても、この子が亡くなるまで頑張り続けます。というか、仕事量を減らします!笑
久しぶりの子猫ちゃん。
全てのしぐさが、いちいち可愛いです。
かわいそうですが、当分の間は隔離して、検便や検査をして、徐々に先住ネコの『ちーちゃん』との距離を縮めていきたいと考えております。
ちなみに、
この子の名前は、
5日間にもおよぶ家族会議で・・・
『わさび』に決定!
動物愛護管理センターの職員の方々、どうもお世話になりました。
わさびちゃん、これから一生大切にします♡
最後に、
新たに子犬、子猫を迎えたいとお考えのあなたっ!
動物愛護管理センターへ ぜひ足を運んでみて下さい。
運命の出会いがあるかもしれません!
でも、けっして安易な気持ちで飼わないでおくれ!
最低、15年後の自分とこの子達を想像してから動物を飼おうね!
今回の私のような例は良くないです!終
すまん、今回も“ただの動物好きのキモいオヤジの話”でした。