カミナリパニック?

サッカーワールドカップ観てますか?

ワタシ、あまりサッカー詳しくないけど、こんなに日本チームが頑張ってると、

同じ日本人として応援してしまいます。

偽サッカーファンでごめんなさい。

ガンバレ、ニッポン!

 

さて、『梅雨の中休み』なのか、異常気象の前ぶれなのか、異常に暑いですね!

飼い主様も、ワンコちゃんも熱中症にご注意してね。

 

このまま梅雨が明けてくれても良いのですが、それでは水不足が懸念されます。う〜ん。

 

梅雨といえば、『カミナリが鳴ると梅雨が明ける』というのをご存知か?

ま〜た、お婆ちゃんの知恵袋!!ならぬ、オジイちゃんのキャン・・・スマーン

 

みなさんはカミナリはどうですか?恐いですか?

ワタシは基本、イナズマは、とても美しい自然現象と思ってまして、花火のように見とれてしまします。しかし、自分の病院に雷が近い時は、

「もし、近くに雷が落ちて、病院の機器が壊れたらどうしよう?」と金銭的な不安が脳裏をよぎっちゃう。

 

このカミナリですが、動物病院をやってて、このカミナリ被害にあうワンコちゃんが、チラホラいます。 

 

と言っても雷がペットに直撃!!   Σ(°д°lll)エッ  

 

ではありません。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、このカミナリの音でパニックになるワンコがおります。(ニャンコちゃんは、犬にくらべて少ないかなぁ。)

 

パニックの程度も、『ちょっとビクビクする』とか、『呼吸がハアハアしてヨダレが出る』くらいの軽度ものから、

 

大暴れして、色んなものを噛んだり破壊してみたり、、、。

 

なかには、つないでいる首輪や鎖を引きちぎって、逃走してしまい、行方不明や、交通事故に合ってしまった可哀想な子もおりました。ホントです(悲)

 

そもそも、カミナリの大きな音には、音の大きさ(音圧)で驚くのと、低周波音といって低い周波数の音が多く含まれていて、人や動物はそもそもこの低周波音を少なからず怖がる本能があるそうな、、、。

 

よく似た音に、地震や火山の爆発、花火(大会)なども、同じかと。

 

ほとんど気にならない人でも、長期にわたって聞き続けると、心身に影響が出る場合もあるとか、テレビかなんかで言ってたぞ!

 

この時期から夏にかけて、この雷や花火(大会)のパニックをどうにかできないかといつも考えるのですが、

花火大会などは日時が決まっているので、その時刻だけ、離れた親類のお家で預かってもらっているという飼い主様もおられました。

 

しかし、カミナリなんかは予測が難しいヨネ。

 

まあ、うちのワンコもニャンコもカミナリには全く怖がるようすも ・・・ん?

 

あ、一人いました。

 

この子↓

モモちゃん、雑種のメス。9歳

 

私の両親の犬なのですが、両親が老化やら、病気がちで散歩にも行けないということで、我が病院へ、、、、初めから、なんとなくこうなる予感がありましたが…。

 

よく、「柴犬ですか?」

と尋ねられますが、

 

「いえ、純粋な雑種です!!と答えるようにしております。

 

顔がスッとしているので、キツネの様です。

 

このモモちゃん、カミナリと花火の音が大嫌い!

 

ワタシには聞こえない遠くのカミナリの音にも怖がります!う〜ん、カワイソウ。

家の中に入れても、いろんなドアを爪から血が出るくらいガリガリしてしまいます。

声をかけてあげても、撫でてやってもぜーんぜんダメ。

ただひたすらに雷がおさまるのをを待つばかり、、、。

 

鎮静剤の経口投与は、パニックなのでまずお薬を飲みません。

 

はっきり言って、私ん家の犬なので、注射で鎮静化もできるのですが、、、。

 

この際、皆さんのお家のカミナリパニックのワンちゃんのタメにも、

 

このモモちゃんで犬体実験だー!

 

今度、カミナリパニックになったら、てんかん発作の時に使うことがあるジアゼパム(鎮静剤)の座薬をお尻に入れてみようかと思っております。

 

効果の発現が非常に遅いのと、肛門に果たして入れさせてくれるのか、とっても不安。

 

カミナリが鳴る!→ 怖い → 怖いのにむりやり押さえつけられる → お尻に変なもの入れられる〜。

 

うーん、これって余計にトラウマにならないかしらん?

 

どうせ押さえつけるなら、無理やり経口薬を喉に落とし込んだほうが良いかもね!

 

しかし、現状では他に解決策が思いつかーん!

 

うまくいったら、お知らせしますね。

 

他にいい方法があるならぜひぜひ教えて下されっ。

 

あと、このキツネ🦊のモモちゃん、病院の敷地をうろついていますので、

ぜひ「ももちゃ〜ん」と呼んでみて下さいね!

たぶんお出迎えしてくれると思います。

 

↑お気に入りの場所は、ココ!

 

当院の新しい家族です。

 

どうぞヨロシク。

 

それでは、またねー!終