いや〜。5月も後半になりました。
何やら、今年は暑くなるとの予想がありますが、ホントに暑いですね!
ワンちゃんは、熱中症にご注意ください。
(注)この記事を数日かけて書いているのですが、今日はとても寒い!!!
どうなってるんだ!っと怒ってこないように!
当院では、3月末から怒涛の予防ラッシュで、皆さまのご予約が取りにくい状況が続き、大変ご迷惑をお掛け致しました。 ようやく、予防シーズンのピークを過ぎましたので、ご予約もいくらか取りやすくなってきたかと思われます。
この2ヶ月間は、毎年の事ですが、忙しくて、休みもなく、←スタッフは休みありますよ!
気がつくと、最近さわがれている労働時間が過労死ラインを軽くオーバーしておりました。
言い訳ニナリマスガ、ブログ書く気力が、全然しないっ! なので、今に至ります。
すんません。
いろいろ、ブログネタもあったはずですが、忙しすぎて、記憶が消失してしまいました。
その消えそうな記憶の中で印象的なモノだけピックアップしてみたいと思います。
さて、今年も『狂犬病予防の集合注射』以下『集合注射』 に行ってまいりました。
今年の集合注射は、とても肌寒い日、一日ずっと雨の日、とても清々しい日と分かれたのが印象的でした。
その
ずっと雨の日がコチラ↓
う〜ん。
ひどい雨デス。
そ、そして、、、
ひどい胴長、短足です。(;´༎ຶД༎ຶ`)
(カッパのズボンがズレているのdeathよ〜!)
こんなかっこ悪い姿で一日中いたのかと思うと、
オッサンながらとても残念な気持ちになります。カッチョワルゥ〜
そして、スニーカーがビチョビチョ。靴下までグチョグチョ。
どうせなら、長ぐつを持って来ればよかった、、、。キモチワルイ
こんな雨だから、ほとんど注射に来られる方はいないと踏んでいたのに、、、、
さすが市内はそれなりに人口もワンちゃんの飼育頭数も多いのか、たくさんの方が来てくださいました。
この日は特に、事件や事故も無く、無事に集合注射を終えることが出来ました。
さて、今度は肌寒い日の話、
この日は前日まで大変な陽気だったので、油断してもうた。
ちょっと気温が低いかな?ぐらいではあったのですが、なんせ風がキツい。
あっという間に体温を奪われていきます。
(山での遭難ってまさにこんな感じなのか?とバカな想像をよくします。)
この集合注射は20~30分ぐらいで次々場所を転転と移動していくのですが、あまりの寒さに移動時間に車の中で暖を取れるのが待ちどうしくてたまりませんでした。
寒いのも、イヤですが、一番困るのが、、、
そう、オシッコが近くなるのです。
公民館前などでの注射なら、トイレをお借りできるのですが、ちょっとした広場や、
神社では た○ションは犯罪です!
見つからなくても神罰が下ります。
もうハラハラ、ドキドキ、縄文式に弥生式土器。
午後の部が始まる前に、一度自宅に帰り、厚着して出直しました。
自然をナメたら、命とりというのを実感いたしました。
もう一度言います
自然をナメるな!
さいごに、清々しい気候での集合注射の日。
この日は我が藍住町での注射の日でした。
ホントに暑くも寒くもなく、空気もサラリとしていて、
一年で一番すごしやすい気候だなぁと実感いたしました。花粉さえ飛んでいなければ・・・ボソッ
さて、狂犬病の予防接種を受けていただくワンちゃんの飼い主様には、当日に飼い主様の情報とワンちゃんの健康状態を把握するため、問診票を書いてきていただくのですが、
これがその用紙↓
その中の問診がコチラ↓
飼い主様には、注射を打つ前に必ず、ワンちゃんに元気や、食欲があるかをお聞きしますが、スムーズな進行と、ミスを無くすため、あらかじめ問診に記入してきていただいているのです。
まず、ワンちゃんの健康に疑問がある方は、集合注射では予防接種は控えていただき、念のため、検査などがきちんとできる、動物病院に行ってもらうほうがよろしいかと、、、。
なので、
問診の1、の『健康状態に不安がありますか?』に始まり、、、、
全ての問いに一つでも、【いいえ】に丸をすると、
もれなく、狂犬病の予防接種が射てないという、ε=\__〇_ズコー
なんとも合理的、かつ、切ないシステムが、ある意味『完成形』のようであり、、、
チョッピリ意地悪に感じるのは、ワタシだけでしょうか?
まあ、そのために私たち獣医師が、できる限りの相談や、アドバイスをするタメにいるのですが、、、。
なので、
集合注射に来られる、飼い主様が持参してこられる問診書には、
ふつうは全て、【いいえ】に丸を記入されてくる方がほとんどです。
が・・・!
ある、高齢のご夫婦がミニチュアダックスの子を連れて来られて、提出して頂いた問診票がコチラ↓
え?
体調の悪い子には、予防接種はできませぬ!
なので、私の登場です。
ワタシ
「飼い主様、この子の健康状態に不安があるに、丸がついてるんですけど、、、。
どこか調子がわるいですか〜?悪いと今日の注射はやめておいた方がいいのですが〜」
ご高齢のご主人
「・・・・・?」
ワタシ
(し、失礼だが、ご高齢と推察いたす!お、お耳が遠いのかニャ〜?)←心の中でっ
「ゴホン、あ、あの〜ワンちゃんドコカ調子が悪いのですか〜?」←今度は大声でっ
すると、すかさずご高齢の奥様の方が・・・←奥様の方がシッカリしておられる
「あなた、コレは犬の事ですよっ!自分のことでないのよっ!」
「この子はどこも調子悪くないでしょう-!!!」
「すみませんねぇ、この人、自分のことを書いてましタァ!」
ワタシ
「・・・・・・・?」
あぁ、そうゆうコトかぁ!
ご主人、自分の問診と勘違い、or いつもの条件反射的に。。。かな?
まあ、ワンちゃんは問題なさそうなので、予防接種をさせていただきました。
関係者一同、飼い主夫婦が帰られたあと、
「アハハハハハ、ご自身とワンちゃんと間違えたのねー」なんて、なごやかな感じになりした。
よく考えてみると、ご主人はご自身の健康に不安があると言う事ですから、あまり、いい事ではないはずですが、仲の良いご夫婦と、ワンちゃんがかもし出す雰囲気があまりにも素敵で、温かい気持ちになれました。
どうぞ、ワンちゃん共々お元気にお過ごし下さい!
これが、清々しい日の集合注射の出来事でした。
まあ、今回は変なコトを書くのはやめておきます。か、書きたい・・・
それでは みなさん ごきげんよう!終